こんな面白そうな学問を

作り上げて会社の研究所で仕事をしている人がいるのか。
本日の講義はソニー研究所にお勤めの高安さん。最初の紹介でノーベル賞候補と
言っていたが、確かに話を聞くとこれがやたら面白い。まず物理と経済を
結びつけた経済物理学をやっていると聞いて、最初は何て奇妙なと思ったが
参考のためこの人が書いた光文社新書を読んでみてびっくり。何てすごいんだ、これは。
カオスとフラクタルの合体です。金融工学なんてまやかし(とは言ってないが)で
限界が見えている。これからは経済物理だと自信を持っている。人柄は大変おだやか
そうだが、頭いいんだろうな。10年この学問をやっていて、社会に影響を与えるのに
あと10年必要ではという。こんな面白そうなことを何とか私もやれないのか。
思わず知らず考え込んでしまった。前回もそうだったが、世の中には面白ろいことが
まだまだあるな。本は以下なり。

経済物理学の発見
経済物理学の発見
posted with amazlet on 05.10.14
高安 秀樹
光文社 (2004/09/18)
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