肩が張った

今週も多くのことがあり、知らないうちに今までにないストレスがかかっていたようだ。
妙に肩が凝っている。マズローの説ではないが、人間には何段階かの意識のステップが
あると思う。自分にとって耐え難いことを、前向きに解決していこうとするのは、
意識レベルとしては高次のものだと思う。それは、低次元の本能的で、動物的な意識
を理性的に解決しようとするものだが、完全に納得性を得ることはかなり難しい。
押さえ込んでいてもだめで、少し気が緩むと、「本性」が顔尾を出しそうになる。
それを理性の力で押しとどめる、また出る、また解決する、そんな繰り返しを経た後に、
経験になり蓄積されるのかな。簡単に言うと、朝起きたときふといやな感じがする。
これは本性に近い、生の意識だ。そのままボーっとしていると、それが残ったまま
会社に行ってしまったりする。そこでふと、こんなことではと思う。でもまたいやな
出来事が起こる。(状況が変わっているのだから、前のままの意識だと必ずこのいやな
出来事に遭遇するのだ。)そこで前を向くことができるか、笑い飛ばしたり、落ち着いて
何気なく普通に過ごすことができるかが勝負なんですね。
今日はいろんなことがあったが、実はは1ヶ月前に早めのリタイア休暇を取った
Yさんと昼食を一緒にしました。相変わらずの笑顔での対面となったが
今回の顛末を実は少しメールで知らせておりました。この事態にさすがにかなり
驚かれていたが、そこはやはり人格者。色々とアドバイスをもらった。
その言葉を一つご紹介。
「人間には2つのタイプがあると思う。自分に難題が降りかかってきたとき、
 それでも前を向いて歩いていこうとするタイプと後ろばかり見て過去にこだわる
 タイプだ。つらいときどうしても後ろを振り返りたくなるものだがね。
 そして周りの人達は、悩みを抱えたその人がどんな振る舞いをするか注意深く
 見守っているはずだ。へこんでるとそういう人間で終わってしまうよ。」
本質をとらえたお言葉ですね。難しいが、これも経験だ。前を向いて行くしかないね。
そして今日はもう一つ。
夕方、品川のとあるビルにある、T大学のサテライトオフィスで「情報社会学
の講義を受けた。これから全部で10数回の講義がある。初めてこうした社会人向けの
大学院講座を受講してみた。成績の採点なんて話を聞いたのは、何十年ぶりか?
何か急に学生になるのって面白いな。今日はオリエンだったが、早口の先生の話を聞き
結構本を読まねばならないなと思った。勿論、レポート提出もあり、MLで議論する
ことになるらしい。公文先生って結構有名人だが、あの方の研究室主催です。
大学の先生ってのも独特だな。それにしても最近の大学のオフィスは立派ですね。
それと社会人と思しき人達が随分勉強している。MBAもあるし、熱心な感じが
ヒシヒシと伝わってきたね。年齢なんか関係なく皆学問に燃えている(?)
こんな世界が現実にあることがよくわかった。やっぱりこれは踏み出して
みないとわからない。前に一歩踏み出してみてわかったことでした。
もっと受講したくなったりして....