今年は何だったのか

と思うことは色々だが、この人間のせいでこうなったと考えるのはどうか。
世代が移っているのは事実だろう。
それに気がつくことは結構難しい。
自分はいつも同じ自分であると信じているのが普通。
でも確実に変化しているのが自然。
事実をありのままにみることが大人の態度か。
それを老人のあきらめとみることもできる。
そうかもしれない。
そこで引いてしまうと、もう終わりだよ。
幕が引かれるよ、と
でもほんとにそうなのか?
そんなに簡単に人間は終わらないし、事実は予想できない展開をする。
自分で思いこみすぎてまえが見えないことこそ危険。
だからいやなこと、都合のわるいことがあったって
あるがままに振る舞えることが大人だな。
それは古川さんや宮崎さんの挙動の中に
私が見ていた大人の動きだ。
でも多分それはご両人の思いとは食い違っているはず。
そこに私の思いこみがそれぞれ入っているから。
でもそれが無いと、自分が無いのと同じ。
つまり思いこみの精度と強さがどうかという話か。
完全に言い当てていないとしても、本質を突いていれば
それは間違いではないはず。
そこを見て取れるかどうかが頭の勝負なのかな。
で、あんまり突っ張っている必要もないし、
時間も限られているので、大切な時間、なるべく多く本を読み
celloを弾いて過ごそうぜ。
もう何時間で今年が終わるのか...